時をかける表象

東京大学文科2類。記事と日記に分かれてます。

23.「高校/成功体験」

2021/04/15 木曜日

 

昨日は中学の成功体験について書きました。今日は高校の成功体験について書きます。高校の成功体験は高校2年生の時の西播ジュニアです。この大会は地区の新人戦で、1〜2年生で順位を競います。他に1分55秒30を出した姫路選手権や、18.「高校/嬉しかったこと」にも書いた県駅伝、各種の模試なども考えましたが、それらは果たして成功なのかと考えて西播ジュニアにしました。この大会で私は1500mで2位、800mで1位だったので、得点にして15点を獲得しました。私は人生で2冠をしたことがないので、過去最高得点になります。ちなみに中学校の時の地区総体は1500mが3位、800mが2位でした。この西播ジュニアが成功体験である理由はいくつかあります。

まずチームの総合順位が良かったからです。男子トラックの総合得点は70.5点でした。これは前後2〜3年の平均が45点前後であることを考えると、結構健闘したなという感じです。男女とも総合・トラックは2位で、女子フィールドは3位でした。選手層が厚く、とてつもなく強すぎる学校があることを考えれば、2位が私たちにとっての実質1位みたいなところもありました。全中に出場した選手は同期に4人いましたが、全員各々のメイン種目で優勝しています。私は出場していませんが、4継もマイルも2位でした。チームのあり方について口にせずとも、各々が自分の力を出し、それが結果に繋がったという感じでした。理想的な形だったと思います。
そして個人的にも満足のいくレースができたからです。前述の通り自己最高得点をマークでき、しかも1500mで優勝したのは同じ高校の同期で、俗に言うワンツーフィニッシュができたのも嬉しかったです。レースの記憶はあまりありませんが、とりあえず先頭集団の3〜4番目に待機して、その高校同期が抜け出したのを見てスパートをかけた気がします。途中からは優勝することよりもワンツーフィニッシュになることを意識していました。あとこの地区のおかしなところは、大会が土日の2日しかないのに、1500mは予選と決勝、800mは予選と準決勝と決勝があるところです。調べてみると、1日目は10時51分に4分11秒31で予選組1着通過、14時7分の決勝で4分03秒54でした。2日目は10時54分に2分5秒30、13時12分に2分0秒85、14時56分に1分57秒79でした。流石に過密すぎると思います。当然決勝が終わるまではほとんどご飯を食べる時間がなく、体力もないのでアップもせず、ただひたすらスタンドで学校の課題をしていました。800mは予選から決勝まで全て組1位でした。これは地区大会800mあるあるだと思いますが、特に準決勝は死に物狂いで走ってくる選手が一定数いるので、体力を温存しつつ間違いが起きないようにするのは難しくなりがちです。決勝は最初から最後まで先頭でした。200m地点で高校同期にタイムの読み上げをお願いし、最初の200mを24秒5前後で通過した時点で、周りの選手は戦意を喪失したと言っていました。1年生の時は、自己ベストでは勝っている他校の先輩に0.02秒差で負けて2位だったので、今年は絶対に優勝するぞと意気込んでいました。序盤から積極的なレースができて良かったと思います。
また閉会式で大会委員長に名指しで褒められたのも成功体験である理由の一つです。大会委員長といっても、確かあれは陸上競技に関係なくどこかの高校の校長先生が務めているはずですが、陸上のことよくわからんけど凄いと思った人のこと言っていくわみたいな感じで褒められました。他に名前が挙がっていたのが、大会新記録を出した選手だったり、100m・200m・4継・マイルで4冠を達成した選手だったりしたので、とても嬉しかったです。羽生善治以外に4冠とか聞いたことないです。あとこれは地区大会の閉会式あるあるだとは思いますが、とりあえずめちゃくちゃ眠いです。2日間で1500m×2+800m×3を走っていることもあり、後ろを向いて国旗降納を眺めるイベントでは直立不動のまま寝がちでした。正直あんまり話も聞いてないので、名指しで褒められたのもあまり覚えてないです。いきなり高校と名前を呼ばれたという感じでした。あと2日目の決勝を終えてスタンドに戻ると、同級生の何名かが観戦していました。部活の試合終わりか何かで駆けつけてくれたらしいです。私を応援しにきたわけではありませんが、自分が調子いい時でよかったなと思います。負けると気まずいからです。
そして最も大きな理由は、過密なスケジュールで結果を残せたということです。当時の手帳を見返すと、高校2年の9月と10月はとても忙しかったことを思い出します。9月は1日2日が実力テスト、11日が体育大会予行であり、12日13日の姫路選手権で1分55秒30と4分3秒47の自己ベストをマークします。16日の学校の体育大会でも優勝し、21〜23日の近畿ユースは応援として参加、26日27日がこの西播ジュニアです。この後は駅伝シーズンに入るので、30日と10月4日は駅伝の試走。10月6〜9日が修学旅行。11日に受けた駿台模試で初めて東大A判定が出て、12日も試走。10月15〜21日は学校の定期考査で、その間の土曜日である17日が西播駅伝でした。そこから25日も試走で、26日には詳しく覚えてないけどSGHのプレゼンがあったらしく、11月1日に県駅伝で一旦終わります。当然その期間も塾に行ったり普通に遊んだりしていて、なんだか生きてる感じがしますね。孤独と激務には麻薬的な依存性があると思います。できればボーッと好きなことをしながら生きていきたいですが、どうせ頑張るなら心臓が張り裂けるくらい頑張って死んでいきたいものです。

 

 


【PRAYING RUN】

 

youtu.be

 

UVERworldの曲を全て知っているわけではありませんが、私はこの曲が一番好きです。高校の時に知って、今でもたまに聴いています。カップリングに名曲が潜みがちという説を立証している曲の一つです。他にも「THE OVER」とか「激動」、「一滴の影響」とかも聞きますが、やっぱり「PRAYING RUN」が断トツで好きです。MVの前半のドラマとかAメロの感じとか、もっとどうにかできるんじゃないかと思うこともありますが、これ以上言うとマイクを持ってステージに立って全部やって確かめる必要が出てくるのでやめておきます。顔面偏差値で売ってるわけではないと思うんですけど、普通にカッコいいなと思います。インスタライブとかでカバーしてるのも好感持てます。この曲の好きなところは、努力をする上での悩みについても触れているところです。最初から頑張れ!という前向きな感じだと、少し胡散臭さみたいなものを感じてしまいます。特に2番のサビ以降が好きで、もっと頑張ろうと自然に思えます。このままだと自分は努力をせずに叶わなかった人になってしまうし、いつかは起こるべき奇跡を起こしたいからです。