時をかける表象

東京大学文科2類。記事と日記に分かれてます。

17.「中学校/嬉しかったこと」

2021/04/07 水曜日

 

昨日は小学校で最も嬉しかったことについて書きました。今日は中学校で最も嬉しかったことについて書きます。中学校で最も嬉しかったことは、中学3年生の時に県選手権で優勝し、ふたば賞を受賞したことです。私は中学1年から陸上部に所属し、主に1500mをメインに活動していました。入部の経緯は来週書きます。陸上の大会は基本的に土日の2日間で行われ、土曜日に1500m、日曜日に800mと3000mが行われます。自分が出場しない時は交代で補助員という無賃労働に従事する必要があり、補助員をしない時は漢字練習帳などの学校から出される手の運動をやりがちでした。補助員の内容は学校によって異なるのですが、私の学校は砲丸投げや円盤投げが担当でした。私は重い砲丸や円盤を運ぶのが苦手で、どうしても補助員を回避したかったので、1500mと3000mに出場して2日ともレースがある状態にしていました。また確実に補助員を回避するために予選落ちだけは避けようと考えていました。しかし大勢の後輩を抱えた中学3年の5月に、どうせ2日目を埋めるためだけなら800mでもいいのではないかと思い、むしろ距離が短いのでワンチャンあると確信して800mを始めました。5月に2分7秒、6月に2分3秒、7月初旬の通信大会で2分0秒95と着実にタイムを更新し、結果的に全国大会に出場できたので良かったです。そして8月下旬の全中で2分0秒02という自己ベストを更新し、9月末の県選手権が中学最後の800mでした。

この大会は県の新人大会と同日に行われる大会で、正式名称は兵庫県中学校陸上競技選手権大会というらしいです。6月ごろに行われる兵庫選手権とは別の大会です。私はこの大会でたまたま優勝しました。その日は神戸の陸上競技場で試合が行われたのですが、プログラムの変更を聞かされておらず、確か試合の4〜5時間前に到着してしまった気がします。元々アップは体操とドリルだけというタイプだったので、無駄に早起きをさせられたことに当時の私は激しく憤ってました。試合の記憶はほとんどありませんが、いつものように先頭集団の2〜3番手につけ、ラスト150mまでにポジションを確保し、最後の直線でスパートをかけました。最後はパンチングトルソーみたいなことをかまし、2位と0.03秒差の1位だったので、本当にギリギリ差し切ったという感じです。タイムは2分1秒00でした。2位は2分1秒03、3位は2分1秒94、4位は2分1秒99だったので、結構混戦だったなと思います。 今考えれば、1500mでは県総体で4分8秒84をマークしてから2年ほど4分14秒前後のタイムを出し続けていましたが、800mは比較的2分1秒台を連発していたので、多分800mの方が得意なのだと思います。2位と4位は姫路市の選手で、4位の選手はその後同じ高校に通うことになります。試合後に「姫路市で表彰台を独占出来たのに」と謝ってきたのを覚えています。私は全くそんなことを意識せず、ただ自分が優勝することだけを考えていたので、そういう発想や発言が意外でした。3位の選手は高校3年生の時に全国インターハイ2位、国体優勝という輝かしい成績を残します。後にも先にも彼に勝ったのはこの1回だけなので、本当にたまたま優勝できてよかったなという感じです。ちなみに全中の1週間後にある市総体でも1500mで優勝、この県選手権も優勝、その後の市の記録会でも3000mを走って9分2秒で組1着、地区の駅伝大会でも1区区間新記録樹立と、この時期は本当にたまたま神っていました。記録が更新されていなければ、私はまだ区間記録保持者ですし、コース変更が行われる前の1区区間記録保持者は北京オリンピックにも出場した竹澤健介選手なので、とっととコース変更して私の記録を時間という壁で守ってくれと思っています。確認した限りでは多分まだ破られてないと思います。
走り終わって他の種目を観戦しているときに、他の中学校の同級生が祝福してくれました。ちなみに彼も同じ高校に通うことになります。その時にふたば賞という存在を知りました。ちなみにその時一緒に見ていたレースは3000mで、個人的には中学卒業までに見たレースの中で最も展開がシビれるレースでした。あと完全に余談になりますが、帰宅した後に私のレースの写真を他の中学校の後輩が送ってきてくれました。ちょうどラストの直線で先頭を猛追している写真でした。そんなに話したことない人が祝福してくれたので、なんかありがとうと思いました。ふたば賞とは、文化面や運動面で顕著な成果を出した個人や団体に姫路市から与えられる賞です。金賞と銀賞と銅賞があって、金賞は全国3位以内、銀賞は近畿2位以内か全国8位以内、銅賞は県優勝か近畿5位以内らしいです。私は銅賞でした。ちなみに私の学校で受賞したのは私とコーラス部で、コーラス部は銀賞でした。「あなたの輝かしい成果は本市の児童生徒に良い影響を与えました」という文言が狂おしいほど好きです。確か授賞式では、金賞を受賞したヴァイオリンかなにかの生徒が生演奏を披露してくれる予定でしたが、風邪か何かで欠席していたので割愛されました。特に母はそれを楽しみにしていたので、残念がっていたのを覚えています。姫路市の陸上部員で受賞した人が確か10名ほどいて、授賞式の最後にみんなで写真を撮りました。その際、金賞を獲得し、のちに同じ高校に通うことになる同級生が須磨学園の入試結果を尋ねてきました。彼は特待が取れたらしいですが、私はわざわざ得点開示を須磨学園まで見に行き、確かあと2〜3点で特待を逃していたので、普通に悔しかったのを覚えています。あと受賞者の冊子を見返してみると、同じ高校の子や知っている子も各々の分野で受賞していて、面白いなと思いました。そういう特別な場に招待されるような人間になりたいです。

 

 

 

【ELLEGARDEN】

 

youtu.be

 

この県選手権ではプログラムの変更でかなりの待ち時間がありました。その間、今はもう販売停止になってしまったiPod nanoでずっと音楽を聴いていました。車の中でエアコンガンガン、イヤホンもガンガンにして聴いていたのは、主にRADWIMPS、BUMP OF CHICKEN、[Champagne]とこのELLEGARDENでした。特にこの日聴いていた記憶があるのは、RADの「閉じた光」、BUMPの「車輪の唄」、[Champagne]の「Waitress, Waitress!」と、ELLEGARDENのベストアルバムです。ちなみに[Champagne]は現在の[Alexandros]です。私が[Champagne]を知ったのは「Schwarzenegger」というアルバムを家の近くのTSUTAYAで見つけた時で、「RADやELLEが好きな人は注目!」と書かれていたのでレンタルしました。これを書いたTSUTAYAの店員に今でも感謝しています。ELLEはONE OK ROCKのTakaや凛として時雨のピエール中野、川谷絵音やアジカンの後藤正文がファンを公言する伝説のバンドです。2008年に活動を休止し、その時に出されたベストアルバムは21曲全てが神曲です。ちなみに私がELLEを好きになった曲は「The Autumn Song」と「Red Hot」でした。今日どうして「ジターバグ」を紹介するかというと、この県選手権の前日に更新したタイムラインの最初の一文で、「ジターバグ」の冒頭を引用していたからです。これだけは鮮明に覚えています。「Red Hot」は中学2年の時に友人に紹介し、ドヤ顔した記憶もあります。好きな曲はほとんど全部です。ベストアルバムに入っていない曲で好きな曲を挙げようと思ったら、ほぼ全部だったので、全部のアルバムを聴いてください。本当にカッコいいです。ちなみに2018年に10年ぶりの活動再開を発表しています。いつかライブに行きたいです。