時をかける表象

東京大学文科2類。記事と日記に分かれてます。

11.「小学校/好きな教科」

2021/03/30 火曜日

 

緊急事態宣言が解除され、お酒を片手に花見を楽しむ集団がニュースで取り上げられています。彼らが全員サクラだったらいいのになと思いつつ、今日は小学校の時に好きだった教科について書きます。何度思い返しても、小学校の時に好きだった教科が思い出せません。というか、理科や副教科を除いてほとんどの教科を担任が担当しがちなので、それぞれが別の教科という意識がなかったと思います。強いて言うなら家庭科と音楽が苦手でしたが、歌を歌うこと自体は好きだし、家庭科は自由に雑談してもいい感じだったので、嫌いな教科というほどではなかったと思います。それよりも、小学校の時は給食のことばかり考えていました。私は好き嫌いが激しかったので、今日はどうやって切り抜けよう、誰に食べてもらおうとばかり考えていました。あとこれは完全に余談なのですが、私は鍵盤ハーモニカをラッパ飲みのような形で演奏するのが嫌でした。鍵盤ハーモニカを持ち上げながら演奏すると、腕が疲れるからです。私は今でも懸垂は2回くらいしかできません。測定される握力自体は普通なのですが、腕の持久力自体がほとんどありません。球技は全くできないのに、懸垂とか腕立てだけできるタイプの人を見ると、本当にどういう生活をしているのか気になります。どこで培った筋肉なのでしょうか。
さすがにこのままでは終われないので、なんとか記憶の海を泳いでみると、なんだかんだ1番好きだった教科は図工だったのかなと思います。体育も好きでしたが、鉄棒などは苦手だったのでやっぱり図工だと思います。体育の授業で鮮明に覚えているのは、バスケの授業でリバウンドを高い位置でキャッチした時に、男子から歓声が上がったことです。特別バスケが得意だったわけではありませんし、多分誰も覚えてないと思いますが、垂直跳びという身体能力そのものを認めてもらった気がして嬉しかったです。あとは基本的に個人プレーが多く、ゴール前にへばりついて何も動かない生徒にイライラしていた気がします。私もまだ幼かったということもあり、動くなら早くしろ、でなければ帰れと本気で思っていました。中学校と違って評価とかを気にする必要はなかったのですが、どうせやるなら全てを出し切りたかったのだと思います。その点、図工は基本的に一人で考えを練って自分のペースでやれるので、毎回の授業が楽しみでした。工作も絵画も好きでした。各テーブルを巡回する先生からフィードバックをもらうのが楽しみで、どんなフィードバックを貰えるかソワソワしながら先生の方をチラチラ見ていた記憶があります。以前、小学6年生の時に描いた風景画をストーリーに載せたら、同じ小学校の後輩から「どこから見た風景かわかりました」と返信してもらったことがあります。私はさっぱり覚えていなかったので、私が描いた絵でもある種の写真メモのように機能するんだなと思いました。
小学校の授業風景がほとんど記憶にないのは、多分怒られもしなかったし、褒められもしなかったからだと思います。なんとなく国語と算数は、漢字ドリルや計算ドリルが終わった人から休み時間みたいな雰囲気があったような気がします。全部解き終わったら先生のところへ見せに行って、全問正解だったら好きなことをしていいみたいな感じだったはずです。そこで誰よりも早く終わらせようと意識していたことくらいしか記憶にありません。高学年になると、あまり勉強ができない子に教えてあげるよう指示されるようになり、そこで私は他人に教えるのが上手だなと思った記憶があります。塾の先生が教えていた通りに教えていたというのもありますが、内容に対する理解も深く、それを言語化する能力もあったのでしょう。それもあって、たまにネットなどで見かけるような「問題が解けるのと、他人に教えるのは別」という言説があまりピンときません。そもそも問題が解けない人間は他人に教えることもできませんが、マンツーマンで指導する場合は特に指導力と得点力は直結すると思います。様々な学力の生徒に向けて説明する場合は、比較的できる子のペースに合わせて話を進めがちな所はあるかもしれませんが、それは修正可能な癖だと思いますし、問題が解けない人間が上手に教えられることの証明にはなりません。また社会の授業では先生に当てられ、先生に代わって長々と解説することもありました。自分で本を買って読むことはあまりありませんが、文章を読むこと自体は嫌いではなかったので、よく授業中に教科書の先読みをしていました。英語はテレビを見るだけの授業で、こんなのやる意味あるのかと小学生ながらに思っていました。今日はあまりにも内容が薄い日になってしまいましたが、明日以降は徐々に記憶が濃くなっていくので、楽しみにしておいてください。

 

 

 

【0歳児でもわかるエヴァンゲリオン紙芝居】

 

youtu.be

 

私がエヴァンゲリオンを知ったのはパチンコ経由でしたが、たまたま近くに住んでいた友人がエヴァンゲリオンガチ勢だったので、一応DVDを借りてアニメ版は一通り観ました。ロンギヌスの槍あたりから全く意味がわかりませんでした。それでも小学生の頃はバリアのことをATフィールドと呼んだり、エヴァで出てきたセリフを日常会話で使ったりしていました。よく音読の時間に、「なんでそんなところ読んだん」「必要だから読んだまでだ」とか、「どないしたらええんやろ」「笑えばいいと思うよ」などのやりとりをしていました。中学校や高校でなんとなく見返してみると、各キャラクターが描こうとしている人物像などがわかってきて、いろんな世代がいろんな見方をできる作品なんだなと実感しました。そして先日、エヴァンゲリオン芸人の稲垣早希が紙芝居でエヴァを解説する動画を見つけました。MBSの「ロケみつ」に出演していた人です。既に7本の紙芝居があって、全て視聴しました。最初は数枚だった紙芝居も最後は60枚以上、20分以上の動画になり、どんどんクオリティと考察度が上がっていて面白かったです。テーマもどうして使徒が攻めてくるのか、碇ゲンドウは何がしたいのか、渚カヲルは何者なのか、冬月先生は何がしたいのか、空白の14年間に何があったのか、という初心者にありがたいテーマで、それぞれに一つの紙芝居で答えるという形をとっています。今日は最初の動画を貼りましたが、個人的には日本昔ばなし風に仕上げている3つ目(碇ゲンドウ)と7つ目(空白の14年)の動画が好きです。声真似やセリフの引用だけでなく、アナロジーが天才的で、こんな才能があるんだなと思いました。シン・エヴァンゲリオンも公開され、今ではAmazon Prime Videoでこれまでの新劇場版が全て視聴できるので、この機会にぜひ観てみてください。