時をかける表象

東京大学文科2類。記事と日記に分かれてます。

ANTI ANTI GENERATION TOUR 2019

2019/08/30 金曜日

f:id:wimper458913:20190902224926j:image

 

昨日でRADWIMPSのANTI ANTI GENERATION TOUR 2019の全公演が終了した

 

f:id:wimper458913:20210315005022j:image

 

昨日まで行われた追加公演の横浜アリーナ3daysでは1日目にONE OK ROCKのTakaがゲストとして現れてIKIJIBIKIを歌い、2日目は三浦透子がまだ公開されていないグランドエスケープのフルバージョンを歌い、ツアーファイナルである3日目にはあいみょんが来て今回のツアー初の泣き出しそうだよを披露したらしいが、当然自分がその場にいるはずもなく、自分は大阪城ホールの1日目に参戦した

どうして2ヶ月近く前のことを今書いているかというと、大阪より後の公演に参戦する人がこのブログを読んでネタバレを食らうことを危惧したからである

去年のRoad to Catharsis Tourと同様、自分は完全に落選したのだが、今回は彼女のお母さんと妹が当選してくれたおかげで知人の知人まで包囲網を敷かずに済んだ

しかし、妹が当選した方の岡山公演は七大戦と日程がガッツリ被ってしまっていたので、泣く泣く大阪公演のみに絞る形となってしまった

それはそうと、あまりRADWIMPSに興味のない彼女だけでなく、全く興味のない彼女のお母さんが当選して、このバンドが人生の楽しみの何割かを占める自分が落選するのが、どうも納得がいかない

まずはイントロクイズでもして、その正答率を元に傾斜をかけて抽選すべきなのではないだろうか

当日は彼女が大学の授業を受けてから会場に向かってくる手はずになっていたので、自分はタオルやTシャツを購入して、会場近くを流れるとてつもなく臭い川の前にあるベンチに座っていた

 

f:id:wimper458913:20210315005532j:image

 

肝心の席はというとS-4ブロックであり、冗談抜きでステージ中央の前から4列目だった

 

f:id:wimper458913:20190902225108j:image
f:id:wimper458913:20190902225127j:image

 

ライブ終了後に立ち位置から撮った写真がこれで、この中央にさっきまで洋次郎がいた


f:id:wimper458913:20190902225103j:image

 

オープニングのAnti Anti overtureを経て、2曲目のNEVER EVER ENDERでステージのせり出した部分に洋次郎が歩いてきた時、死ぬならこんな日がいいなと思えるほど幸せだった

いや、こんな幸せがあるならいつまでも生き続けていたいとすら思えてしまった

今まで見てきたどんな映像や写真よりも鮮明で、今まで参戦して見てきたどんな洋次郎よりも画素数が違って見えた

 

f:id:wimper458913:20210315005208j:image

 

その後、3曲目にギミギミックやカタルシストを歌い、万歳千唱では18祭にあってCD音源にはない「その影に隠れ震える笑顔の手を取れるのは俺だけだろう」の部分を観客みんなで歌っていた

そして謎謎が流れ始めた時、自分の中での感動が大気圏を突破するような心地がした

周りには泣いている人もいた

スクリーンにも記号や数字が流れ、アルトコロニーの定理を彷彿とさせる演出だった

その後、会場中央のステージに移ってそっけないなどを披露し、その間は洋次郎の背中しか見えないような時間帯が続いていたが、その時にも洋次郎は「ちょっと待っててね、」といった声をかけていた

今回は前回に増して演出が凝っているなと感じていて、具体的には洗脳の時にCD音源のようにいきなり演奏が中断されて全員の動きが蝋人形のように止まったり、PAPARAZZIの時に洋次郎が会場を歩きまわって、それを後ろから撮影した映像がMVと同じようなテイストでスクリーンに映し出されていたり、雨を模したシャワーが降ってきて、光と水のカーテンがステージとこちら側を区切っていたりした

おしゃかしゃまでの掛け合いはいつもよりも最小音量の時間が長く、会場から笑いが起こっていたし、DARMA GRAND PRIXではどうしても実況生中継の時のメンバー紹介を求めてしまっていて、心の中で「ベース、武田祐介」と呟いていた

絶体延命ツアーのライブ映像で、DVDの真ん中に穴が開くくらい聴き込んだブレスも歌ってくれたので大満足だった

Takaがいないけど一緒に盛り上げてくれ、と洋次郎が言ったIKIJIBIKIで会場のボルテージは最高潮に達し、群青のヘイホーでは一発で満足そうに合格と言ってくれた

毎回のライブ映像を見て思うが、盛り上がりが足りないなら是非大阪や神戸で収録してほしい

最後にはまだ映画も公開されておらず、CDになっていない「愛にできることはまだあるかい」を歌ってくれて、僕にできることはまだあるよと言ってエモい静寂の中で洋次郎は姿を消した

アルバムとライブのセトリの傾向からすれば、最後の曲を正解で締めておくのが無難な気もするが、ここであえて話題の新曲を歌ってくる所に今回の映画に対する想いの強さを感じた

映画もぜひ見てください、といった発言もMCの中にはあったし、君の名は。の後のHuman Bloom Tourではどこか映画を避けているような雰囲気もあったので、そこが少し意外だった

いつも通り8コーラスくらい歌ったもしもの後でアンコールが始まり、正解、DADAの2曲で今回のライブは終了した

 

ライブが終わると、預けていた荷物が取り出せなくなるというスタッフの脅しを聞きながら、興奮冷めやまぬままに彼女とトラックなどで写真を撮り、ラリルレコーズカフェでドリンクを飲み、荷物を取りに行くと自分の荷物しか残っていなかった

 

f:id:wimper458913:20210315005347j:image

 

次の日から普通に1限に数学をやるような日常生活が待っているが、この日、この空間の幸せのためにまた頑張れると思った

11歳の時にこのバンドに出会ってからもう10年近く経つが、このバンドと共に自分の青春や思い出は形成され、その楽曲や思想が自分にとっての理論的支柱になっている

本当にこのバンドに出会えてよかったと思った